有力ICOかどうかの見極め方とは?項目別にリストアップしてみた
こんにちは。
今年に入って仮想通貨市場は、相変わらず良くない相場を低迷し続けていますね。
この下げ相場で儲けようと思うと、地道な草コイン短期トレード、ICOへの投機、コインのレバレッジ取引などが、代表的な方法だと思います。
私も実際に1月から、ETHの枚数を増やすことを目標として、Binanceで草コイン短期トレードをしていましたが、元金が少額であるため、もちろん儲かる額も少額でした。
さらに、ETHの価格はあまり変動せず、約9万円あたりを横ばい状態です。
今度は、人生初めてFXの仮想通貨バージョンを始めてみました。レバレッジ3ぐらいで、入ったり出たりを何回も繰り返すと、1日数千円ぐらいは安定して入ってくる感覚は掴みました。
今のこの相場で、初心者が入ると巻き込まれるなと思い少し休憩中です。
そこで最近儲ける方法として注目しているのが、「ICOへの投機」です。ICO時から、取引所上場時点で、2倍になったものもあります。
実際にICO投機の初心者の私が、どのように可能性を秘めたICOを見極めているのかについて、簡単に紹介したいと思います。
【目次】
ICOとは
「ICOとは」については、よく多くの記事で紹介されていると思いますが、簡単に言うと、仮想通貨を利用した資金調達方法のことです。イーサリアムもICOによって誕生しました。
今ではICOによって、多額の資金を調達することがメインの目的になってしまっていますが、本来は作りたいプロダクトのコミュニティを作ったり、コインの流動性を高めたりすることが目的だったのではないかと考えています。
ICOをしなくても、コインやプロダクトは作れるので。
なので、ICOをする際に、プロダクト作成者側が、コミュニティを大切にしていたり、プロダクトがどこまで進んでいるかを頻繁にコミュニティに情報開示していたりすることが、良いICOか否かを見極めるポイントになると思います。
これから、主にどのような点について注意してみておいたほうがいいか、項目をあげていきます。
良いICOか否かの見極め方
SNSで確認すること
①コミュニティが活発かどうか
これは一番大事だと思います。最近ではこのコミュニティも、投機としてのユーザーの集まりになってしまっている場合もあります。
しかしここでいうコミュニティとは、プロダクトが一般的に使用できるようになるためのユースケースを作ろうとしているなど、プロダクトが社会で担う役割を支援している場合かなと思います。
例えば、ビットコインキャッシュの場合だと、いかに決済に使われるようになるかを保有しているユーザーが考えて、積極的に決済手段としてビットコインキャッシュを使用しているなどです。
【コミュニティが活発化どうか確認できる場所】
・テレグラム
・フェイスブックなど
②ツイッターのフォロワー数
目に見えて、どれぐらいの人に応援してもらっていたり、興味関心を持っている人が多いのか判断しやすいのが、ツイッターのフォロワー数だと思います。
一概にツイッターのフォロワー数が多いから、信頼できるICOだとは言い切れないですが、ツイート内容なども見て判断材料にするといいかもしれないです。
③SNSなどのコメントに対しての対応
公式ツイッターアカウントなどを持っているICOプロダクトだと、公式アナウンスに対して、支援したユーザー(投資家)からプロダクトについての質問コメントなどを多く見かけます。
そのコメントに対して、CEOやプロダクトスタッフからの具体的なコメントの返信がされているようであれば、プロダクト作成に対してユーザー(投資家)を大切にしながら、進めていることが確認できます。
ホワイトペーパー上で確認すること
①ロードマップでプロダクト完成まで長すぎではないか
最近のICOのロードマップは長すぎることが多々あります。長すぎることが悪いのではないですが、途中でプロダクト作成が中止されてしまう可能性があったりします。
②実現可能なプロダクトかどうか
これも最近のICOによくあるパターンですが、そのプロダクトが完成したら世界は変わるのではないか!と思わせられてワクワクしますが、夢が大きすぎて実際に「技術的に実現可能なのか?」微妙な場合ですね。
最初は勢いがありますが、途中で失速する可能性大ですね。
③ホワイトペーパーで集めた資金を具体的に何に使用するか
プレセールを2回おこない、その後一般からも集めるとなると、結構巨額の資金が集まる場合なども多く見受けられます。
しかしその資金を具体的に、どの工程にいくら使用するなど明確な情報が開示されていなかったりします。
集めたお金が何に使用されるか、ホワイトペーパーで確認したほうがいいです。
④類似プロダクトがあるかどうか
画期的なプロダクトのように見えて、よく見るとすでに存在しているプロダクトと何が違うのだろう?と、あまり違いがないプロダクトの場合があります。
そうなると、投機対象としては、価格が大幅に上がる要素としては弱い気がします。
何が違うのかなど、そのプロダクトの特徴を見つけて投機するか、しないか判断したほうがいいです。
しかし中には、全く同じような既存のプロダクトがあったとしても、価格をあげているコインもあるので、他の要素との兼ね合いで判断したほうがいいかもしれないですね。
⑤すでに何かしらのサービスが存在しているかどうか
多額のお金を集めるだけ集めた後に、これから0→1でプロダクトを作ろうとする場合が多いと思います。
しかしそのプロダクトが壮大すぎると、途中でプロダクトが中断される可能性があります。
その点、ICO時に少しでも先駆けのプロダクトを持っていると、ある程度プロダクトの完成形のイメージもつけやすく、途中でお金だけ持って逃げると言う可能性は低いと考えられます。(その先駆けのプロダクトにもよりますが、、)
⑥プロダクトに関わっているメンバーのバックグラウンド
ICOをおこなうプロダクトに関わる人たちが、どれぐらい信頼の置ける人かどうかを判断するために、スタッフのバックグランドを見て見るのもいいかもしれません。
ある程度知名度のある人であれば、絶対に信頼が置けるかどうかはわかりかねますが、途中で逃げられる可能性は低いかなと思っています。
まとめ
以上私がICOに参加するときに気をつけているポイントですが、ICO初心者として最低限見ておいたほうがいいと思っています。
最近で言うと、期待値の高いコインの価格が2倍〜3倍になるといったケースもあるので、次回の記事では最近の傾向として、どんなコインが注目されているのかについて分析してみようと思います。